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2008年11月

730

魂の隣にいつもいる少女

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729

一羽で歌い一羽で飛ぶよ黒い鳥

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728

からからと音がしている空の箱

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727

ドの音で怒りのマグマうねり出す

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726

はずまない足を叱って会いにゆく

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725

行先は知らない町で発車ベル

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724

夫と息子に挟まれ少し宙に浮く

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723

私の中の小鳥が空見上げ

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722

誕生日ひもをゆっくりとほどく


いつもご訪問ありがとうございます。

皆さまからのアクセスを励みに、
当ブログは今日から3年目に入ります。

「川柳空間」「川柳――私の森」を更新しました

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721

旅先の雀電話をすぐ探す

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720

幕下りる私が主役だったのに

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719

ぐるぐるぐるいつもの席に帰り着く

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718

非常ベル真昼の私に不意に鳴る

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717

赤信号で昔話を振り払う

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716

無視されることにも慣れてフライパン

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715

こっそりと隠れていたい私から

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714

ねじ伏せてきたもの一斉に起きる

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713

ビルの角満月ちょっと腰下ろす

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712

顔上げる手を挙げる声あげる立ち上がる


ご訪問ありがとうございます。

「川柳――私の森」を更新しました。

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711

も一人の私このごろおとなしい

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710

どの項も君につながる広辞苑

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709

警報を一緒に聞いたイヤリング

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708

帰るとこある人挙手を願います

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707

開けないで箱も袋も私も

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706

編みかけのセーターにまた涙ぐむ

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705

ふるさとへ下り電車はさかのぼる

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704

粗熱が取れたあたりで愛になる

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703

逡巡は夜昼続く波の音

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702

夢の中またあの部屋に戻ってる


ご訪問ありがとうございます。

「川柳――私の森」を更新しました。

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701

どこ見てもあなたがいない万華鏡

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